本年11月15日に開業40周年を迎える上越新幹線では、11月12日に『なつかしのあさひ号』の復活運転が行われます。
車両は画像グリーラインをまとったE2系車両が、開業時の200系再現の形で運行されます。この記念列車は、ダイヤも開業時にあわせ大宮~新潟間で運転され
大宮~上野間はこれもまた懐かしの新幹線リレー号が走るとのこと。楽しみです。
さて、今となれば大宮から在来線に乗り換えて上野、懐かしい思い出ですが、開業時は新幹線の停車しない、特急、急行停車駅では、東京直通が廃止され少なくとも2回の乗り換えを余儀なくされる決して
新幹線はとても便利と思える状態ではなかったと思います。実際大宮開業後もしばらくの間、上野~新潟で急行が運行。
例えば只見線の利用者は、小出駅から
浦佐駅までと大宮駅から上野まで2回の
乗り換えが必要。よろしければ、只見線入広瀬の回想ブログもご高覧ください!
私の新幹線大宮開業直後に信越線加茂駅から
上野駅まで『急行佐渡』に乗車した昭和59年の
思い出をお伝えしたいと思います。
大学生であった私は、祖父が加茂市内の
病院に入院しており見舞いに行きました。
病院を後にしたのは、17時頃だったでしょうか、
お金はないけど暇を持て余している学生は、
加茂駅のみどりの窓口で、迷うことなく
『急行、上野』までと駅員さんに伝えました。
新幹線が開通し、およそ2年を経過したころ
駅員さんからの問い合わせは、『新幹線』乗らないの?
私は当然のように『はい』と回答。
途中2度の乗り換えはあっても確実に
90分程度の時間短縮。
時間に余裕があったのは、事実ですが、
どこか『アンチ新幹線』の要素もあったような・・・
晩秋の平日ローカル線と化した急行
ボックス席は上野まで1人で占有、
利用者のありそうな群馬県内からも
まったく相席者は現れませんでした。
上越、東北の両新幹線が上野まで開通したのは、昭和60年、上野開業時に新潟や仙台まで細々と運転されていた急行は
廃止。新幹線の有難みを十分感じる機会となりました。当時仙台で体験した『喫茶店兼美容院』のブログもよろしければ。
コメントをお書きください